チックの向き合い方

チックや吃音の子どもさんをよく診させて頂いているのですが、家でどのように対応したらいいか分からないという声を聞きます。

チックに関しては自分の意志と関係なくお顔や首肩が動いたり、咳払いや声を発してしまったりする症状の子どもさんを治療させていただく機会が多く

症状はぼーっとしているときに出やすいとされています。

ほとんどの症状は一時的なもので自然に軽快していくのですが、おうちの方は心配ですよね。

<症状が出たときは、指摘しないで見ないふりで大丈夫です。>

症状が気になり「やったらダメ」などと止めたり指摘されると、子どもも症状に対して過敏になることがあります。

吃音に対しても同様の対応でいいと思います。

1~2カ月続いて気になるようなら子どもクリニックや当院にご相談ください。

症状が次々に変わったり複数に増えてきた場合は、子どもの発育・発達に関わるケースもありますのでお早めにご相談されることをおススメいたします。