夏でも温かい飲食を

高温多湿な梅雨から初夏は、人のからだの水量にも影響を与えます。

湿度が高い時期は、どうしても皮膚からの水分蒸発が少なくからだに水分がたまりやすくなります。

日々の診断では、からだの過剰な水分を湿邪(しつじゃ)と考えるケースがあります。湿気(=湿邪)とは陰陽の視点では、陰の性質と考えます。

専門的になりますが・・

陰はからだを冷やす方に傾きます。体内の動きも低下させます。

なので湿気がからだの内に多いと

胃が冷えたり、足のむくみ、からだがダル重い

と感じやすくなるかもしれません。

胃は食べ物をエネルギーに換えるところ、なので胃が冷えて弱ると元気がなくなります。

ですが、ほてったからだを冷ますためにある程度からだを冷やす飲食も必要ですよね。

それをふまえた上で胃からやさしく温めてあげる意識を持つと夏はより元気に生活が出来ます。

一日に数回は温かい飲み物(おすすめショウガ紅茶)を飲んだり、手のひらでお腹を温めるなど簡単に出来ることがたくさんあります。

当院では子どもからご高齢の方まで、その方のからだのあったおススメの健康法も時々お伝えしておりまして、とっても好評です(^^♪

押しつけることはありませんのでご心配ないように。笑

子どもの発育にも良いみたいですね。

昔から季節に順応することで、人のからだは元気になると考えられています。

手間のかからない、ちょっとしたコツで免疫力を整えられることもあります。

大きな病のある方も効果があることは少なくありません。

日々の健康に+plusして頂けそうなこと、また時間があるとき少しずつアップしたいと思います(^^ゞ