心とからだを同時に整える
「動悸がするので病院で検査したが何も出ないため精神的なものといわれた」と来院される方がおられます。
血液検査やレントゲン、その他の検査をしても異常が見つからない症状も多くあり「精神的なもの」と片付けられる場合があるようです。
たしかに「病は気から」とは言いますけれどもご本人にはとてもつらい症状なのです。
からだはどこか一つ具合が悪いところがあると朝から夕方までそこが気になって、一日精一杯のことが出来ないことがあります。
その不安により心を痛め、体調に自信がもてなくなるのも良くないですよね。
東洋医学では心とからだは一体のものと考え、心の病(気持ちの病)もからだの病と同じように考えて治療します。
たとえば、
東洋医学では生きる力「気」をからだの内に循環させたり外に発散させたりして生命活動をしているという概念があります。
気が行きわたらないところ、よどんだところに症状や病気が現れるのです。
この様なとき病院の検査では異常が現れないけれど、自覚的な症状は顕著に感じることがあります。
気が行きわたらないところにはある種の滞りが生まれこれが一般的にツボと言われるところとなります。
病院での検査とは違う角度ではありますが、東洋医学では生きているからだ全体を診て治療をしていきます。
そのためからだ全体の治療をして、症状や病気を治すということを最も得意としています。
心はからだの状態が反映するもの(この逆もあります)なので心身を同時に治療することになります。
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