東洋はり医学会の勉強会へ参加

4月15日(日)は私が所属する(一社)東洋医学会の勉強会へ参加しました。

東洋はり医学会関西についてはこちら http://kansaitoyohari.com/

毎月3回、勉強会に参加しておりますが、この日は私自身も講義を受け持たせていただきました。4月から6月は毎月、講義と実技の指導講師として鍼灸の学術を教えております。

教えることで、新な気づきが生まれるもの。指導する立場になってから、毎回そのように感じます。

今月はアメリカから12名の鍼灸師の方(皆アメリカ人)が勉強会に参加され、日米の交流セミナーが行われました。アメリカ国内でも日本式鍼灸に感銘を受けて、当会の日本鍼灸を勉強する学術団体があります。

日本式鍼灸の良さはソフトな刺激の鍼で、気や血の巡りを促して身体を整えられるという所にあります。

団体代表の方の特別講演にて「日本式鍼灸を知って、勉強を続けてその技を取得すれば、他の刺激の強い鍼灸治療を再び施術しようとする者はいないだろう」と述べられていたことにとても感動いたしました。

この日本に於いても日本式鍼灸を継承する鍼灸師の方が少なくなっていますが、アメリカにもこんなに純粋に日本鍼灸の学術の研鑽を積んでおられる方々がいて、交流のチャンスを得られたことは大きな刺激になりました。

機会いただきました当会名誉会長の宮脇先生とアメリカでの日本鍼灸普及のパイオニアである桑原先生に感謝いたします。

アメリカの鍼灸師一団の方々も、日本の学術団体で実技を学べたこの機会に皆おおいに感動され身体いっぱいにそれを表現され、再会を誓い合いましたヽ(^o^)

私自身も日本式鍼灸の研鑽を積み、次に会う機会までさらに成長しよう、臨床をがんばろうと思います。大きな原動力を頂けたことに感謝です。