肌の乾燥対策で免疫UP

このところ肌トラブルを抱えた子供の患者さんが多いです。

4月に入り暖かくなってきましたが空気は乾燥する時期です。適切な湿度を保てるよう工夫をしましょう。

室内で過ごす時、適した湿度は45~60%とされています。40%以下になると乾燥やかゆみの原因となり、また感染症にもかかりやすくなるといわれています。

肌の乾燥対策に食習慣で、身体の内側から保湿力を高めることが出来ます。

皮膚や粘膜を正常に保つビタミンAはにんじん、ほうれんそう、小松菜、かぼちゃといったものに。細胞膜を構成するビタミンEはアボガドに多く含まれます。

ビタミンAとEは脂溶性ビタミンといわれ少量の油と摂取すると吸収されやすくなります。良質な油で調理することをおすすめします。

身体が持っている本当の保湿力というのは、皮膚や粘膜が正常に働けるように整えることなのです。これは免疫力UP(整える)にも通じますよ。

東洋医学では、(正常に働く=本来の機能を取り戻す)となります。

乾燥によるカラダへの影響は、自覚がなくても進むこともあるので注意が必要です。

スカーフやハイネックなど首もと温めることも、乾燥の予防になります。

乾燥対策をして少しでもお肌が健康になれば、身体の健康にも通じてきます。

環境の変化が多い春は、体調を整えて健康で乗り切りましょう(^^♪