慢性疲労症候群

<概要>

一般の慢性疲労とはちがい、関節痛や筋肉痛、微熱、異常な倦怠感のような状態がずっとつづいていく症状です。

健康な人が、かぜや気管支炎などを患ったことをきっかけに、かぜに似た症状がいつまでも長引くような状態で発症することも多い印象をうけます。

休んでいても改善しなかったり、食欲がない、睡眠の質の低下などを伴っていても、血液検査も含む全身の検査をいくら行なっても異常が見つからないとき、慢性疲労症候群が疑われます。

医学的な調査は進められているものの、いまだに原因不明で、治療法も確立していないため、漢方薬を服用される患者さんも多いです。

<治療について>

身体は、神経系、ホルモン系、免疫系の3つがバランスを保って働いています。ところが、ストレスをきっかけにして、神経系の働きに異常が生じ、免疫の働きが低下すると、体内の環境がガラッと変わります。

この変化に身体がついていけなため、発症すると考えられます。

鍼灸施術により、くびや肩などの緊張をゆるめるだけでは、改善につながりません。

そこで、当院では漢方・東洋医学に基いた診断を行って、どのような病因(病の発症要因)に、どこの臓腑(内臓)を治療するかという方針を立てます。

各臓腑の弱り、過剰に働き過ぎているなどを診て、様々な効能を発揮する選りすぐりのツボへ鍼を行います。

起こっている症状にだけに対処するのではなく、からだの活動と休息のバランスが正常に保てるように、からだの内側から鍼灸で整えていく方針で治療いたします。

病院などで検査をしたけれども原因はわらない症状、中でも慢性疲労症候群は当院の得意とする疾患の一つでもあります。

 

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