食欲不振

<概要>

忙しかったり、睡眠不足が続いたり、からだの疲れやストレスが蓄積されやすいといえる現代社会。 食欲不振の原因は疲労やストレスが要因となることが多いです。 ストレスでからだバランスが崩れると「お腹が空いた」という情報が伝わりにくくなります。からだは空腹な状態であるけれども中枢神経がしっかりと伝達できないのです。 また疲労がたまると胃腸をはじめ内臓の働きも低下しますので、これも食欲の減退につながります。

食欲不振の状態から吐き気や嘔吐がみられ、倦怠感などの症状がみらた時は要注意です。肝炎や肝硬変などの疾患も考えられますので早急に病院で検査をしましょう。肝臓の疾患は、からだの倦怠感や黄疸(おうだん)を伴なった食欲の不振があります。

<治療について>

当院では、東洋医学的な診断にて臓腑(臓器)の調子に着目します。食欲不振には「脾」「肝」「胃」といった臓腑の働きが鈍っているもしくは弱っていることがよく考えられます。もちろんこれ以外のこともあります。患者様の生活スタイルや心因的なものが関わっていれば、やはり症状の根本は違ってきます。

何らかの原因で、調子が崩れた臓腑を鍼灸で整えることで、食欲の出てくる状態にからだを改善させるという治療の方針です。からだの内部環境が整うことで、自然に疲労やストレスに影響されにくい様にもなります。

夏場に多い食欲の不振は、胃の冷えが原因になっていることが多いです。冷えた飲食が影響したり、エアコンなどでからだが寒暖の差に追いつけなかったりするケースが多いと考えられます。お灸を施してからだの冷えを取るなど、胃腸の動きが活発になるよう施術をしていきます。

疾患