ギックリ腰 宝塚市 50代 女性

【主訴】

初診日の朝、掃除機をかけている際に、左腰から臀部にかけて走るような痛みを感じ、それ以後、腰を前や後ろに動かそうとすると強く痛む。動作が制限され、腰をかばいながら小さくゆっくりと歩く。

イスに座って立ち上がる際にも痛みでつらい様子。ベットに横になってから、起き上がるのも痛みで時間がかかるという。

【愁訴】

慢性的な肩こり、他は省略

【1回目:1月19日】

左腎虚証として治療方針をたてる。

左復溜、左経巨、右豊隆、左光明の各ツボへ鍼(はり)を行う。

(※鍼はごく浅いため、刺さる感覚はまったくありません)

左仙腸関節に温灸(骨盤のズレを矯正するため)

太衝と通里の各ツボへお灸をする、奇経治療。

治療後、腰の前後屈の動作範囲が広がる。痛みが軽減した分、動作が楽になる。

帰り際、歩く姿もスムーズになる。

【2回目:1月20日】

痛みは少し残るが、朝から夕方までフルで仕事をして、十分に動くことが出来たと喜ばれる。前日の痛みと比べると3分の1に減ったとのこと。

腰の前屈と後屈はスムーズに動かすことが出来る。急な動作はまだ不安だが、日常生活の上では問題がないほどに改善。

前回とほぼ同様の治療を行う。

左崑崙にお灸5つ、浮げきのツボへ鍼を加える。

寝起き動作も素早く、腰を動かしても痛みが大きく軽減。

これで治癒として、2回で治療を終了としました。

【治療家からのひとこと】

ぎっくり腰は早めの対処で、速やかに治ります。身体のゆがみを鍼灸で整えておくと、ぎっくり腰をくり返す方でも再発を防ぐことが出来ます。

痛みのない鍼灸治療で、ぎっくり腰に対応いたします。鍼(はり)が初めてという方でも、安心して治療を受けて頂けます。お困りの方はぜひ一度ご相談ください。

どんな治療をするの?くわしくはこちら ⇒ 『ぎっくり腰の治療について』