発達障害(ADHD・ASD)と小児はり
小児はりの適応症状は多くあります。
最近では自閉症・発達障害(学習・言語・身体機能によるものも含め)の子ども患者さんも来院されており、一定の間隔で治療をさせて頂くことで鍼灸の効果を親御さまにも感じていただいております。
当院の小児はりは刺さないために、子どもさんも慣れるとすすんで治療を受けてくれるようになります。
素直な成長を支える治療法として、日本では昔から続いている治療です。
ただ最近の若いお父さん、お母さんは知らない方も多いのです。海外をみてみますとアメリカでは小児はり(日本式)を発達障害全般の治療として選択される方も増えてきております。
その中で子どもが、小児はりをすることによって情緒不安が解消され、共同生活になじんでゆくケースが報告されています。
また保護者みなさんの子どもたちへの愛情の取り組みもなされております。
・自分を認めてくれる人がいる
・元気にむかえてくれる人がいる
・失敗を受け止めてくれる人がいる
という安心感は大きなものです。
従来の『夜泣き』『かんのむし』などの健康管理と症状の治療にとどまらずQOL(生活の質)を高め、精神的な落ち着きを目的に健やかな成長を、当院でもしっかりサポートさせていただいております。