自律神経へアプローチ

ここ最近も自律神経症状の治療で当院に来られる患者さんは多いです。

自律神経は過度なストレスを継続的に受けることで働きが交感神経に偏ります。

眠りが浅い、朝疲れが残る、気疲れしやすい、肩こり、頭痛など自覚症状があります。

※交感神経は活動時に働く神経なので、眠りが浅いなど睡眠障害が出やすいです※

交感神経に偏ると最後には、交感神経の働きも落ちてきます。

このようになると気持ちが上がらない、不安感が強い、身体が重く倦怠感が辛いなどの症状を感じるかもしれません。

自律神経が乱れる要因としても、患者さんの訴えも上の例ようなケースが目立ちます。

もう一つ乱れる要因として年齢を重ねることで起こる副交感神経の低下によって起こる交感神経優位があります。

年齢とともに眠りが短かったり浅くなったりする傾向があるのはそのためと考えられています。

仕事、育児や、家事など日常に起こることに集中しすぎてしばらく交感神経優位がつづいてしまうとからだはリラックスが出来なくなります。自分の力では副交感神経優位(リラックス状態)をつくることが出来なくなってしまいます。

こうした時には副交感神経を刺激して身体と気持ちを落ち着かせないといけません。

当院では鍼灸施術にて、横隔膜を中心に体幹を整える施術を取り入れて自律神経へのアプローチを行っております。

身体が辛いとき、気分がすぐれないときは呼吸が浅くなっています。

横隔膜や体幹を整えるだけで、呼吸が深くなり身体が変わったと実感され喜ばれる方が多いです。この工夫によっては自律神経をコントロールするスイッチの役割を果たします。

これを重ねていくと体質が変わり今までより睡眠の質が上がったり、気分の安定に効果的です。

ストレスが多いとき、思考が回らないとき、心身が思うように動かないときも同様に呼吸が浅くなっています。

知らず知らずのうちに上手く呼吸筋や体を使えていない状態になっているときに鍼灸からのアプローチは効果的です。

東洋医学から身体内から整える施術と合わせて行っておりますので

免疫を上げたり、こころの安定にも併せて効果が期待できます。

子どもから幅広い年齢の方の身体についてのご不安に寄り添い対応しております。ぜひご相談お待ちしております。

ー院長 榎本ー